No Mind, Never Matter

仕事中の暇な時間に書きます。

アパレルなぁー

ブログを書きながら仕事していたら、めちゃくちゃ簡単なコピペ作業で2回もミスした。

やっぱりいくら暇で簡単な仕事でもながら作業はダメだな。

ていってまた書いてるけど。

 

昼休憩が終わって今かなりの眠気を感じている。

今の会社はコーヒー飲み放題なのでコーヒーを淹れてきた。

こういうのもホワイト企業だよなーと思う。(ちょろい)

今までの会社は業績悪かったらウォーターサーバー撤去されたり、社長だけコーヒー飲み放題(社員が社長の為に好きな豆を買ってきて常に飲めるように作っておいてた)とかで、やっぱりその他の部分も(深夜までサビ残パワハラ、セクハラなどなど)色々とブラックだった。

1社は労基にも訴えられてた。

周りの友達はアパレルとかじゃない普通の大企業勤務が多かったので、話聞いてもらう度に絶句していた。

「その会社おかしすぎる」と。

飲食や福祉もひどそうだが、なんでアパレルにはこんなにおかしい人というか前時代的な人が多いんだろうと考えた。

一昔前は華やかそうに見えて志望者が多かったからだろうか?

ウシジマくんとかでもあったけど一部ヤ〇ザ系の人らとつながりのある経営者がいたから?斜陽産業だから?

やはり賃金が低く比較的学歴職歴関係なく採用されやすいからだろうか。イコールブルーカラー寄りの人が多くなり、根性論等体育会系的精神で上に上がっていく人しか生き残れなくなる。

アパレルで本社職になるのは結構狭き門で、新卒はほぼ採用されない。

デザイナーやパタンナー等専門職であれば多少あるかなくらい。それでも最初からブランドに入るのは難しくて、OEMメーカー等に就職することが多い。

だからどんな学歴でも最初は販売からのスタートになる。

ここでつまづく人が多い。給料が低いわりに立ち仕事できついし、制服があるところ以外はだいたいその店の新作を買って着ないといけない。

しかもそれを長年耐えて店長くらいまで昇格したとしても本社で企画系職種になれるのは一握りだ。

アパレルはかなり需要予測が難しいジャンルで単に数字だけ追っていても売り上げを上げることはできない。

財務系の分析能力に加えて、トレンドを察知する能力、マーケティングセンスなどもかなり重要だ。

前年売り上げの良かったカテゴリもトレンドが変わる(またはマーケットに十分にいきわたる)とガクッと売り上げが落ちるし、気候によってもかなり左右される。

またユニクロの台頭によりベーシックと呼ばれるシンプルで流行り廃りの影響を受けにくいカテゴリが価格破壊されシェアを完全に奪われた為、よりトレンドをキャッチする能力が求められている。

マストレンドはGUやZARA、SC系ブランド等飽和状態という程選択肢があり、こちらも結局は価格競争になってしまう。

だから今狙えるとしたら、最初のブログにも書いたけど付加価値を高めて“高感度な人々”に支持されるブランドになるしかない。

“高感度な人々”は「このブランド最近可愛くないな(out of trend)」と思ったらすぐに支持をやめる為、常に感覚をアップデートし、その人たちの好む商品を適正な価格で過供給にならないようにコントロールし、利益を上げ続けていかないといけない。

そういった感覚を持った人がアパレルでは企画のトップ(MD)にいないと売り上げが上がっていかないが、経営センスとファッションセンスを兼ね備えた人なんてなかなかいないし、いたとしても販売員時代や本社で変な上司につぶされたりしてしまう。

あとファッションセンスって目に見えないから実績があってもその人の感覚が今の時代と合ってないっていう事も多い。

今の感覚を持っている人かどうかっていうのを見極めるのも難しいしね。

私の職種はそのMD、いわゆるマーチャンダイザーなわけなのだが、また国内ブランドのMDとして働くことにわくわくもしているが正直ビビってもいる。

今までみたいに潰れてしまったらどうしようとか…売上を上げられるのかとか。

他の業界とかも受けてみたりしたが年齢とキャリア的にか、やっぱりこの道に戻る事になった。

前のポストにも書いたけど、先入観を持ち過ぎず一歩引いた広い視点を持ち、自信を持ってチャレンジしていきたいとは思っている。

あと自分を追い詰め過ぎないように…。

人生全部遊びで暇つぶしだってある程度肩の力を抜いてた